ラウンのCBDドロップオイルとトレイルランニング競技のドーピングについて

2024.11.01

世界アンチ・ドーピング連盟(WADA)は2017年にCBDを禁止物質リストから排除されました。しかし、CBD以外のCBNやCBGなどのカンナビノイドは認められていません。
ラウンはスポーツシリーズのアイテムに対してドーピング検査を実施、アスリートに安心して使ってもらえる開発をしています。

今回はプロウルトラトレイルランナーの宮﨑喜美乃選手にトレイルランニングのドーピングの傾向と、ラウンの「CBDドロップオイル for Athlete」の活用方法について伺いました。
  • 宮﨑喜美乃さん
  • プロウルトラトレイルランナー
    宮﨑喜美乃

    プロトレイルランナーとして国内外のウルトラトレイルレースで活躍しながら、世界最高齢でエベレストを登頂した三浦雄一郎が代表を務めるミウラ・ドルフィンズにて、登山者に向けた高山病予防のための低酸素トレーニング指導を行う。

宮﨑喜美乃さん
トレイルランニング競技においてドーピングの取り締まりは厳しいですか?
宮﨑:トレイルランニングにおけるドーピング取り締まりは、近年厳格化の傾向にあります。世界で最も著名な大会であるUTMBが主催する大会ではアンチ・ドーピング活動を強化しており、表彰台に乗る選手だけでなく、ランダムに実施することを発表しています。ちなみに今年のUTMB本戦に出場する参加者全員に教育プログラムを受けることが義務化されました。また、一部の大会ではドーピング違反者の永久追放も議論されています。しかし、マラソンなどの陸上競技と比較すると、まだ取り締まりの体制が十分に整っていない面もあり、今後さらなる強化が課題とされています。 ドーピングだけでなく、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用についても近年禁止する大会が増加しています。NSAIDsは痛みや炎症を抑える目的で多くのアスリートに使用されていますが、長距離レースでの過剰な使用は健康リスクを伴う可能性があります。例えば、UTMBグループは2023年から、レース中のNSAIDs使用を禁止する新ルールを導入しました。これは、アスリートの安全を確保し、自然な身体能力でのパフォーマンスを促進するための重要な一歩と見なされています。 このような動きは、トレイルランニング競技がより健全で公平な環境を目指していることを示しており、ドーピングとNSAIDの両方に対する意識向上と規制強化が今後も続くと予想されます。
CBDドロップオイルfor Athlete
ドーピング検査をクリアしたドロップオイルがrounから出されたことはどう思いますか?
宮﨑:rounがドーピング検査をクリアしたCBDドロップオイルを発売することは、トレイルランニング界にとって非常に重要な進展だと思います。アスリートの健康と競技の公平性を維持しつつ、CBDの利点を活用できる選択肢が増えたことはとても嬉しいことです。特に、ドーピング検査が厳格化している現状で、安心して使用できる製品の登場は、多くのトップアスリートにとって朗報であると思います。
さらに、このような製品の登場は、これまでrounのCBD商品を利用したことがなかったアスリートや、不安に思って利用できなかったアスリートの方々にも、CBDに関する認識を変えてくれる可能性もあると感じています。アスリートがより安全に、そして合法的にCBDを使用できることで、その効果や利点についての研究も進むかもしれません。これは、トレイルランニングだけでなく、スポーツ界全体にとっても大きな意味を持つと思っています。
CBDドロップオイルfor Athlete
味や体感はどうですか?
宮﨑:ミントの爽やかな香りが心地よく、リフレッシュ感があります。また、日々のトレーニングや競技後の休息時に使用することで、心身のリラックスにつながっているように感じます。さらに、CBDドロップオイルの効果は個人差があるものの、私の場合はこのミントのフレッシュさが特に精神的な緊張をほぐしてくれるように感じています。レース前に使用すると、落ち着いてスタートラインに立つことができるのが、トレーニングを積んできたアスリートにとって何より大事な自己受容感(自信を持ってレースに挑む心理状態)に繋がると信じています。
宮﨑喜美乃さん
どのタイミングに使用していますか?
宮崎:トレーニングを積み重ねるには日々のストレスをいかに抑えて、フレッシュな状態で今に集中できるかが大事だと思っています。私の場合、高強度トレーニングによるストレスは睡眠時間に影響し、寝つきが悪く、何度も夜中に目が覚めてしまいます。そのため、普段のトレーニングから少しでも状態をよくするために、目的に合わせてオイルの量を変えながらコンディションを整えています。

トレーニング・レース前
リラクゼーション・集中サポート

トレーニング・レース後
気持ちの開放・カラダの違和感を戻す

高強度トレーニングを実施した夜・レース前日の夜
翌日に向けた休息のサポート

レース中
集中力の維持

ただし、個人の体質や目的によって最適な使用タイミングは異なる可能性があるため、自分に合った使い方を見つけることが重要です。また、私も初めてCBDを使用した際は少量から始め、徐々に調整して、自分のカラダに良いと感じる量を見つけてきました。カラダの感覚を大事に、CBDに頼るなく、CBDをよりよく活用していくことが大事だと思います。
CBDドロップオイルfor Athleteを見る