お客さまの声から生まれた「CBDスポーツバーム®️」

  • Interview : Mikiko Taguchi
たっぷりのCBDとアルニカオイルとメンソールの清涼感で、硬くなった筋肉をリカバリー。 日常的な首や肩のケアにもおすすめの「CBDスポーツバーム®️」は、roun(ラウン)のなかでもリピーターが多い人気アイテムのひとつです。アスリートからデスクワーカーまでの幅広い層に支持され、今やrounの代名詞とも言えるこのアイテムが生まれたのは2021年12月。誕生のきっかけは、お客さまの声でした。
ディレクターの半澤早季と振り返る、rounの開発ストーリー、第一回目は「CBDスポーツバーム®️」です。
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欲しいと思ったものを、
自分たちで作る。
―「CBDスポーツバーム」はどのような背景で生まれたのですか?
半澤:2021年、rounの最初の商品、赤いラベルの「CBDオイル」を発表しました。続けて、カプセルタイプやグミタイプそして、バームも発売。まだCBD自体の認知度は低く、流通しているものも海外ブランドがそのほとんどだった頃のことです。以降、次々にさまざまな商品を開発・発売してきましたが、なかでも「CBDスポーツバーム®️」は特に人気のアイテム。誕生のきっかけはお客さまの声でした。
「素材にもこだわり、限界までたっぷりとCBDの濃度を上げて効果を実感してほしい」そんな思いで作った製品が、じわじわと認知されてきた頃にユーザーインタビューを実施しました。現在もそうなのですが、rounがつくる製品のすべては、自分自身も含め、より多くの人が長く使い続けたいと思えるものを目指しています。そのために欠かせないのが、お客さまの声と、世界で行われている様々な研究から得た新たな発見をラインナップに加えながら進化し続けることです。その、最初のユーザーインタビューに協力してくださったのが、「CBDオイル」を愛用してくれていたプロウルトラトレイルランナーの宮﨑喜美乃選手とマネージャーの方でした。世界中を飛び回っている方々が、海外にはアスリートが使うCBDのリカバリークリームやスプレーがあると教えてくれたんです。実際に試させてもらったところ、これまでに経験したことのない清涼感があり、私も欲しいなと思ったんです。
―輸入販売ではなく、自ら作ることにしたのはなぜですか?
半澤:リカバリー系の商品はたくさんありましたが、品質はまちまちでした。そして、評価が高い商品のなかには成分的に日本に輸入できないものも多かったという理由もありますが、「rounのシリーズで、アスリートが使えるようなラインを作ってみたら?」というアドバイスも大きかったです。それに、ブランド立ち上げからこだわっている、「心身への効果がしっかりと実感でき、日常的に使い続けられる価格帯で、なおかつ信頼のおけるCBD商品」は、自分たちの手で作るのが一番だという自負もありました。
筋肉ケアに特化した成分と香りで、
心身ともに癒しを。
―開発はどのようにスタートしたのですか?
半澤:筋肉疲労に良い植物オイルについてなど情報を得るところから、開発をスタートさせました。今でもそうなのですが、オフィスの片隅に小さなラボスペースがあって、手を動かしながら試作を重ね、使用感や香りのチェックなどを行っているんです。
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―rounの赤ラベルのシリーズで商品作りを経験しているとはいえ、新たな挑戦ですね。「CBDスポーツバーム®️」の開発でこだわった点は?
半澤:それまでと同じく、素材は厳選して高品質なものを。製造はもちろん安心の国内工場です。効果をしっかりと実感いただきたいので、 “筋肉と打撲の守り神”と呼ばれ、古くからボディケアに活用されている成分の「アルニカオイル」と、ほてった筋肉を冷却してくれるスースー感が爽やかな「メンソール」はできるだけたっぷりと配合したいと思いました。工場の方と相談しながら、刺激が強すぎず即効性を感じられる限界ギリギリまで入れてもらうことに成功しました。
―赤いラベルの「CBDモイスチャーバーム」との大きな違いは、このスースー感ですよね。一般的に販売されている鎮痛消炎薬とは異なる使用感も好印象です。
半澤:はい。即効性と同時にこだわったのは使用感なんです。特に香りの部分ですね。いわゆる湿布のような香りではなく、植物の自然な爽やかな香りを目指しました。ブランド立ち上げ時からアロマセラピーや生薬などを勉強し続けていているので、香りが心身に与える影響をプラスできたらと思いましたし、自分たちが日常的にも使いたくなるような香りを目指しました。たどり着いたのは、筋肉のケアとリフレッシュに最適な4つの植物、レモングラス、ユーカリ、ローズマリー、ペパーミントでした。それぞれの精油をブレンドすることで、自然で爽やかな香りに仕上がっています。
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販売当初のパッケージデザイン
アスリートからデスクワーカーまで
よりそう小さなお守り。
―反響はいかがでしたか?
半澤: 完成した商品を持って、真っ先に訪ねたのはインタビューにも協力してくださった宮﨑選手のマネージャーさん。大変気に入っくださって、さらにもっと多くの人に知ってもらいたいと、多くのアスリートにご紹介いただきました。そこで知ったのですが、スポーツをする人たちは自身の体が資本ですから、一般の人以上に素材や安全性に敏感。よりナチュラル嗜好なんですよね。そういう皆さんに届けられて、ご愛用いただけているのは本当に嬉しいことです。
―スポーツバームという名前ですが、アスリートの皆さんだけでなくデスクワークで凝り固まった腰や肩にと日常的に使えることから、幅広い層に人気ですよね。
半澤:嬉しいことに、さまざまなシーンでご使用いただいているようです。清涼感が気持ちいので偏頭痛の方がこめかみに塗ったり、虫刺されに塗ってみたりなども。デスクワークで張った肩や腰に使われる方もたくさんいらっしゃいます。先ほどもお話ししたように、ハーブの自然な香りなので、オフィスでも気軽に使用いただけているのだと思います。
―サイズも2つあり、小さい方はお守りのように持ち運べるのも嬉しい仕様ですね。最後に、赤いラベルの「CBDモイスチャーバーム」との使い分けがあれば教えてください。
半澤:赤のモイスチャーバームは保湿力があるのでお肌の悩みをお持ちの方に、青のスポーツバームは筋疲労にお悩みの方におすすめですが、実はモイスチャーバームも身体にコリを感じる際にマッサージにも。清涼感のある青いバームは春夏、マイルドな使い心地の赤いバームは秋冬と季節によって使い分けても。いずれにしてもベースは「CBD」。心身に寄り添い、整えてくれるこの植物チカラを実感いただけると思います。

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